FC2ブログ

伊賀上野城下町おまけツアー随行記

 9月9日日曜日、重陽の節句は伊賀上野城下町おまけツアーの日でした。

 私は参加するつもりはありませんでした。

 さ、『ポー奇譚集』の解説書こ、と思ってパソコンの前に陣取ったのですが、SRの会ご一行のことが気になって仕方ありません。

 ご一行中の最高齢者は六十九歳とのことでしたから、同じく前期高齢者の身としては、ご一行が不案内な土地で路頭に迷い、神隠しになんか遭ったりしたらどうしようと案じられます。

 それに、解説書くといったって『アンドロギュノスの裔』がまだ届いていないんだし、そもそも二日酔いで頭がぼーっとしてますから原稿なんて書けませんし。

 ということで、自動車で伊賀市上野丸之内の伊賀鉄道上野市駅を目指しました。

 駅前駐車場に車を駐めて上野市駅に向かうと、名張駅から近鉄と伊賀鉄道を乗り継いだご一行が駅舎の前にたむろしていらっしゃいました。

 で、まずは伊賀上野城へご案内。

 乱歩が終生恩人として慕った代議士の川崎克が私費を投じて昭和10・1935年に竣工を見た三層の天守閣、これが伊賀上野城とか伊賀文化産業城とか白鳳城とか呼ばれて城下町観光の拠点となっております。

 伊賀上野城:Home

 突然のことではありましたが、管理事務所のドアを開け、公益財団法人伊賀文化産業協会のお偉いさんにお願いして、天守閣一階でSRの会ご一行のみなさんを対象に簡単なガイドをしていただきました。

 いきなり押しかけたにもかかわらず、ちゃんとお相手をしていただいて、大変ありがたく思いましたけど、そこへ行くと名張市立図書館などはひどいもので、事前に「市長への手紙」でお願いしてあったにもかかわらず、地元CATV局がつくった番組を流すだけ、乱歩の生原稿を並べるだけ、乱歩コーナーまで案内するだけ、みたいな感じで、お願いしてあった収集資料の紹介なんてひとこともありませんでした。

 しかし、それも仕方ありません。

 図書館による資料収集というものを展示や陳列のレベルでしか考えられず、なおかつ展示品や陳列物に関してかけらほどの知識も持ち合わせていない、というのが名張市立図書館の伝統です。

 もうどうしようもありません。

 さ、『ポー奇譚集』の解説書こっと。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

中 相作

Naka Shosaku

Author:Naka Shosaku
メールはこちらへどうぞ。
E-MAIL
催事のお知らせです。
坂東壯一展
11月20日予約受付開始です。
ポー奇譚集
発売中です。
乱歩謎解きクロニクル
乱歩謎解きクロニクルKindle版
乱歩謎解きクロニクルKinoppy版
江戸川乱歩電子全集無料版
江戸川乱歩電子全集16
屋根裏の散歩者
子不語の夢

検索フォーム
リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
QRコード
QR