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名張まちなか廃墟ツアー随行記ふたたび

 名張市立図書館が慶應義塾大学推理小説同好会OB会寄贈文庫の開架を設置したなら設置したで、それを関係者に通知するのが人の道というものなのですが、お役人などというものは人の道なんて平気で踏みはずしますから、ちゃんとお知らせしたのかどうか。

 ともあれ、「市長への手紙」へのお答えをお待ちいたしましょう。

 慶應義塾大学推理小説同好会OB会による名張市立図書館への図書寄贈は平成6・1994年に始まったと聞いておりますが、普通なら、なんで名張みたいな片田舎の図書館が天下の慶應義塾大学と関わりがあるのか、図書館利用者にそれを知らせる説明板のようなものが必要でしょうし、名張市役所の記者クラブに情報提供して記事にしてもらうことも考えるべきなのですが、図書館関係者はそんなことにはまるで考えが及びません。

 ともあれ、乱歩コーナーを見学して、SRの会全国大会参加者のご一行は名張市立図書館をあとにしました。

 その乱歩コーナーからは、とうとう本がオーバーフローしておりました。

 こんな感じです。

 写真右が乱歩コーナー入口ですが、収まりきらなくなった蔵書がコーナーの外の書棚に並べられています。

20180911a.jpg

 まったく困ったもので、この乱歩コーナー、乱歩のことも本のこともましてや資料収集のことなど何も知らず、本は増えるものだということもあるいは本は読むものだということすら理解できていない図書館関係者がつくったものですから、こういうことになってしまいます。

 図書館のお役目は資料の展示や陳列ではなくてまず保存なんですけど、そんなことすらわからない人間が図書館運営に携わっているというのが名張市の現状です。

 名張市立図書館を出たあとは、あれで十五分ほど歩いたのか、乱歩生誕地碑広場に到着しました。

 いつもどおり、何もない広場に生誕地碑がぽつんと佇んでいて、名張市行政における乱歩の位置づけを静かに物語っておりました。

 つづく。
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中 相作

Naka Shosaku

Author:Naka Shosaku
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